親族としての葬儀マナー

親族としての葬儀マナー

葬儀通夜のマナーと香典の相場

親族としての葬儀に参加する場合には、特別に心配りが必要です。

◆遠方から駆けつける場合は・・・
故人が親族である場合は、一般の弔問客とは立場が違います。
この場合の、マナーを見てみましょう。

親族が亡くなる場合、危篤状態の時に連絡がくることが多いです。
遠方であれば、念のために、喪服を用意してすぐに駆けつけるようにします。
この時は、もちろん平服で行きますが、派手な服装は避けましょう。

◆出来ることは手伝おう!
残念ながら、お亡くなりになった時は、喪主は葬儀に関して決めなくてはいけないことがたくさんあります。

葬儀会場や棺・祭壇の種類など、分かることがあれば、親身になって相談にのってあげましょう。

例えば、死亡診断書を病院に取りに行ったり、自治体の役場で死亡届けや火葬許可書をとらなくてはいけません。
できることがあれば、手伝いを申し出ましょう。
喪主の支えになってあげてください。

親族として心がけること

葬儀には、供花や供物を供えなければいけません。
親族であれば、これらを用意することは当然のマナーです。

喪主と相談して、葬儀社に依頼しましょう。
葬儀社は、プロですから適切なアドバイスをして下さいます。

供物ばかりになると、最後のお別れの時に棺にいれる花が少なくなります。
身内で相談の上、バランスよく依頼しましょう。

遺族との関係が遠い親族であっても、喪家側として弔問客に接することを心がけるのがマナーとして大切です。

弔問客からしてみれば、あなたと遺族がどれくらいの関係なのかは分かりません。
親族席に座る以上、弔問客には「本日は御丁寧に恐れ入ります」と挨拶するようにしましょう。