会葬できないときには

会葬出来ない場合は代理人を立てる

知人の訃報がとどく事は、本当に悲しいことです。
やむを得ない用事で通夜・葬儀に参列できない場合は、代理人を立てるのもよいでしょう。

夫婦であれば、夫の代わりに妻が、妻の代わりに夫が参列するようにします。
知人が葬儀に参列するのであれば、香典を知人に託しては、と思いますが、やはり自分で持参するのがマナーとして、一番良いでしょう。

喪主宛に郵送する手段もありますし、自分で直接渡したい場合は、後日改めて弔問するときに持参します。もちろん、マナーとして香典袋に入れていきましょう。

香典を郵送する時の注意

郵送で送る場合には、現金書留で送るようにしましょう。
現金書留の封筒は、香典袋が入る大きさになっているのだそうです。

香典袋には、氏名・金額の書き忘れがないようにしましょう。
また、お悔やみの手紙を入れるのも忘れないようにして下さい。

手紙の内容は、形式ばったものではなく、自分の言葉で書いて差し上げるのがよいです。
葬儀に参列できない失礼を詫びるのはもちろんですが、会葬できない理由を細かく書く必要はありません。
慰める内容ならば、なお良いですね。

お悔やみ状のマナー

案外、知られていませんが、お悔やみ状を入れる封筒にも、マナーがあります。
それは、二重の封筒は使ってはいけないということです。

お悔やみ文は、くり返す言葉は使ってはいけないと言われていますが、これと同じで、悲しみが重なるという意味があるそうです。

必ず、一重の封筒に入れるようにしましょう。